ところで我ら、今回、何と! 福山から新幹線で帰ってしまいました!
何で18きっぷ一家で通ってる我らが新幹線を選ぶことになったかと言いますと、まずGW中というのは18きっぷ(片道2300円)はありません。それで通常は高速バス(片道4300円)を利用するのですが、くわる丸が帰省するのかしないのかモタモタ決めずにいたので、行こうと決心したときにはすでに5/5(木) の帰りのチケットが満席の状態になっていました。それで仕方なく、電車で帰ることになったわけですが、どうもふだん2300円で帰ってる道のりを5000円ほど出して帰るというのがシャクに触る。それと福山から姫路までの接続の悪いローカル線鈍行列車もさすがにGW中だけに約3時間座れるという保証もない。
くわる丸が人生で初めて知った「道の駅」が総領町のリストアステーションです。
でも、その後に幾度か見た地方の他の町の「道の駅」とはずいぶん趣が違います。
温泉ないし、ナゾのドームがあるし、ドーム内、蒸し暑すぎだし(`Θ´)
プロ野球マスターズリーグの試合の行われる明石第一球場は明石城跡のある明石公園内にある。まずは球場に様子伺いに行くと何人か並んではいたが、外野席の入場券発売はまだだいぶ先のようだったので、先に公園内の明石城跡をまわることにした。
城マニアのカスケとウスケにとってはこれも明石訪問の大きな目的の一つであった。いつも二人は総領帰りに暗闇にほんのりと白く浮かぶ明石城の櫓を駅のホームから指をくわえて眺めていたのである。
ただ、明石城は明石城跡という名の通り、櫓と石垣のみを残した城跡。本丸跡は芝生に種類豊富な木が植樹され、天守閣は天守台はあるものの、そもそも建立されなかったらしく、現在は野球場、公共施設を含む広大な土地を公園として残している。明石城の情報を知るならこちらあたりをチェックするとよいだろう。
ウスケスケ、ゴマNOVA太たちと明石へ行ってきました。
これまでは総領町への18きっぷ帰省の帰りに駅前で明石焼き食べるにために立ち寄るだけでしたが、今回は初めて明石を目的地とした旅。
第一目的はプロ野球マスターズリーグ「大阪ロマンズ vs 札幌アンビシャス」観戦。
他、明石城見たり、いつもと違うところのお店で明石焼き食べたり、朝9時過ぎに家を出て、19時半過ぎに帰宅するまで明石を満喫してきました。幾つかその様子をこの後のエントリーで断片的に紹介していきたいと思います。
そうそう、それと明石といえば標準子午線。上の写真はJRの新快速の中から撮ったものですが、この後にも標準子午線を意識した物品は出て来ます。
白浜駅ではカスケがお土産購入。外に働きに出てるといろいろ大変です。それにしても土産物売り場の上の巨大な象さんの人形(剥製?)は一体何なんでしょうか?(アドベンチャーワールド繋がり?) と、しばし駅のベンチで呑気に時間をやり過ごしていると発車時刻(17:57)よりも何分か前に列車が入ってきて大慌てで席取りしたため、帰りの汽車で飲もうと思ってたビールも買えぬまま乗車。
その後、乗り換えが多かった割に乗り換え時間が短くて、ビールはおろかドリンクも買えず、大阪まではやたらと冷える車両の中で体を硬直させながら帰ることになりました(ある意味ビール買えなかったのは正解だったかも?)。
そしてゴマ太も海にお別れ。Q〜。
泳ぐ予定はなかったものの、白浜の白い砂見たさに、白良浜にも数分ばかし寄ってみました。時刻はちょうど17時でライフセーバーの監視が終わりますというアナウンスが流れてましたが、まだそれなりに海水浴客は泳いでました。
もちろんここでも大興奮はゴマ太と言いたいとこですが、どうもそれ以外にもやたらとニヤニヤしてる人物がもう一人いるようです。コラ!ウッくん!どこ見てるの?あの水着のおネエさんにはちゃんとカレがいるでしょう!とケッくんを波打ち際で遊ばせながら叱っているのはカスケ。しかし、どうもウッくんはニヤニヤが止まらないご様子です。困ったカスケは珍しくウッくん一人を呼んで椰子のパラソルの下で膝に載せて写真を撮っていました。ぴひぃ〜(`Θ´)
崎の湯を出たあとはおそらく定番コースとなっている崎の湯に入ってく路地にある鎌倉商店で「いでゆ反対タマゴ」を食べます。ちなみにこのいでゆ反対タマゴ、くわる丸はてっきり温泉玉子の別称なのかと思っていたのですが、どうも微妙に違うみたい。
カスケとは黄味がちょっと固かったねなんて言いながら食べてたんですが、Web で調べてみるとどうやら温度と温泉の成分からこうした黄味の固い温泉玉子ができているらしい(味な和歌山観光・南紀名湯めぐりより)。ちなみにくわる丸は十数年前にも食べていて、崎の湯出たら温泉玉子ね!ってことはずーっと言っておりやした。当時の値段はいくらだったかな〜? 今回は60円でした。
ところでこのいでゆ反対タマゴ、謎の亀の瓶に入れられていて亀の産卵を想起させる。
そしてもちろんこれを見て飛びついたのはゴマ太。おうちでお留守番してるカールトンのことを思い出したのか亀瓶に向かって何やら話し掛けてました。Q〜。
ウッくんケッくんはどんな玉子も大好きだけど、共食いにならないのかな〜?、、っていつものひよこじゃないっぴ(`Θ´)ってヤツです。
くわる丸が十数年前に訪れたときには無料の国民温泉露天風呂だった崎の湯。それが今年からリニューアルオープンして入浴料に300円取ることになりました。
この300円、ヘタな荒らされ方する心配がなくなることや管理の面を考えれば全然許容範囲の値段です。リニューアルといっても十数年前の趣きは概ね残したまま、無料の鍵付ロッカーが付くなど便利な要素だけが加わり、良い意味でのリニューアルだったんじゃないかと思います。
リニューアル以前以後の比較は All About Japan の「リニューアル後の白浜「崎の湯」」という記事に詳しく書かれてますので、興味ある方は是非ともそちらを。また同じくカスケが見つけた「崎の湯回収計画」「白浜温泉 崎の湯」という記事もリンクしておきます。
千畳敷は三段壁でUターンしてチャリで5分もないところにある。
こちらは三段壁の断崖絶壁とは打って変わって、平たい畳のような岩が微妙にズレながら幾層にも敷き詰めてある状態で至って安全。最初は遠くから見てるだけでもいいか〜とか言ってたけど、結局、海の方まで降りてしまいました。
昼食を20分で済ませ、次の目的地は今回の観光では最も遠くにある三段壁へ。途中苛酷な坂道が続きましたが、約15分で到着しました。
まず最初に崖上の記念撮影ポイントから見学した後、我々にしては珍しく1100円もする三段壁洞窟(割引券利用)に潜入。エレベーターで36m下の地底洞窟ロビーまで降りるとまず出迎えてくれるのが熊野水軍を再現した人形と船で、ここも記念撮影ポイントになってます。順路に従ってまずは沿岸から太平洋を見渡し、続いて牟婁大辯財天でお参り。その後、熊野水軍番所小屋の再現部屋などを廻って、いよいよメインイベントの潮吹き岩や洞窟内で砕ける波の見えるポイントに到着。いや〜、もうこれがすごいの何の。ゴマ太どころか我々も大興奮でそこにはラーメン食べてた時間(20分)くらい居たんじゃないでしょうか。ずっと見ててもこれまたラーメン同様まったく飽きそうにない感じでした。
それから白浜:円月島(※) のエントリーで書いていた「怪しい船」というのは何とさきほどの記念撮影ポイントで出て来た熊野水軍の軍船でして、あの船もまた当時の軍船図をもとに再現されたものだったんですね。なかなか凄まじいデザインであります。それとこの海侵洞窟はかつては熊野水軍の舟隠し場所であったというんですが、船を隠すのにこれだけ危ない思いをしないとならんというのも何だかな〜のお話であります。
白浜のシンボルといわれる円月島(えんげつとう)。
しかし、今のゴマ太にはそんなものよりも目前に波打つ海そのものの方が気になってしまうようで、波が来るたびに、ざっぶーん、Q〜、ザッブーン、Q〜って感じです。
ところでこの辺の岩場は陥没穴のたくさん付いた珊瑚のような岩肌になってるんですが、それについては現時点では調査不足。何かわかったら追記するつもり。
白浜観光はレンタルチャリを選択しました。夕方6時までの1日500円という値段に負けてしまった我ら(^^;)
しかし、チャリ移動はバスでは停まらないところも見て廻れるという利点があります。と同時に大した観光ポイントでもないところでゴマ太ら撮影のため、大いに足止めを喰うという欠点もあるんですが。。
そのどーでもいいポイント第一弾が近畿大学水産研究所の近畿大学第一養魚場。
まあ、目と鼻の先に海があるところを見てしまったら、ゴマ太の興奮が収まらなくなってしまうのも無理もない話なんですが(タイも泳いでるし)、でも、最初にゴマ太が居ても立ってもいられなくなった場所というのが海に隣接する養殖試験場だったというのが、如何にもひとつ抜けてるゴマ太らしい。Q〜。
電車に乗ること約3時間、紀伊田辺駅で下車後、明光バスで白浜駅まで向かいます。紀勢本線は本来、白浜駅も停まるのですが、紀伊田辺〜新宮間の普通列車が7:55〜10:47まで一本もないんですね。ちなみにその間、特急のスーパーくろしお号は6本も走っていて、これはもう明らかにJRのいやがらせと言うしかないでしょう。
ところで、くわる丸はもう10年以上も前に一度、貧乏一人旅で白浜を訪ねたことがあり、そのとき紀伊田辺の駅のホームでの野宿を考えていたところ、その前に時間潰しで立ち寄った喫茶店のマスターがソファーでよかったら寝てっていいよと言ってくれたのです。たぶんその喫茶店が「ぺるかんと」だったと思うんだけど、違ったかな〜。
と思って Google で検索してみると少ないながらいくつか出て来て、ちいろば企画というサイトの「熊野古道(中辺路)と熊野三山、神倉神社をたずねる旅」というページに「ぺるかんと」の店内写真がちらっと出てまして、、そうそう、確かこんな店だったし、こんなマスターでした。何を喋ったかはまるで覚えてないんだけど、結構退屈しのぎなんてもんじゃない会話を楽しめた記憶だけは残ってます。他に和歌山の喫茶店情報のサイトにもべる・かんとって名前で紹介されました。中黒点入れるのが正しいのかな?
カスケ、ウスケ、ケスケ、ゴマ太と日帰りで白浜に行ってきました。
旅のあらましについてはカスケの LBGO に任せるとして、こちらでは主にウスケ、ケスケ、ゴマ太のお惚けショットとか、記念写真っぽいものとかを個別に註釈的な感じでエントリーしていきます。
で、とりあえずこの写真は家を出て間もなくの桜ノ宮で環状線に乗ってすぐくらいまでのゴマ太です。っていうか、前日に白浜行くことちゃんと説明してなかったため、さすがのゴマ太も午前6時はまだ眠眠タイム。ちなみに寝ているときのゴマ太は「Q〜」ではなくて「く〜(低音)」になります。
カスケが LBGO のエントリー「suicaとicoca」「いこか」で触れている、JR西日本のICカード ICOCA の利用可能エリアが東京首都圏にまで広まったということで、JRの各駅で大々的にポスターが貼られて宣伝されている。
TVのCMでもポスター同様、仲間由紀恵と共に ICOCA キャラクター、カモノハシのイコちゃんが現れ、東京の観光名所(今のところ東京タワーと上野の西郷さん)で「東京でもイコカ〜!」とたぶん桂小枝師匠(?←のれんや日記より)の声で叫ぶ。
そのCMがうちでも地味なブームとなりつつありまして、こうして明石駅でもウッくんケッくんと記念撮影と相成りました(`Θ´)
これまた総領帰りでは恒例化しつつある、明石で下車して明石焼き(明石では玉子焼きとも言う)を今回も晩御飯に食べて帰りました。これもある意味青春18きっぷを使っているからこそ、できる寄り道と言えます。
ただ、上下駅15時半頃発の列車だと明石に到着するのが20時過ぎになってしまうため、やってる店もかなり限られ、その上、駅から遠いところには行きたくないので、いつもお店は「まるまる」というお店になってしまいます。といっても、我々はそのお店でいつも大満足なんですが。。
そして今回はケッくんはいつもの明石焼きでしたが、ウッくんは大阪のたこ焼きと味較べしたいと言い出し、大阪風たこ焼きを注文してました。で、結果はというと、さすがに大阪風たこ焼きに関しては天五中崎町商店街の「うまいや」のたこ焼きには敵わなかったようで、ウッくん、ケッくんから明石焼きをいくつかお裾分けしてもらってましたね(`Θ´)
でも、いつ来てもここの明石焼きは美味しくて、スープに付けて食べるせいか明石焼きだけで充分お腹一杯になれます。
福塩線の終点・福山駅でいったん下車。恒例のにしき堂・福山駅サントーク店で自分たちの分も含め、カスケが仕事回り用のお土産を買って帰ります。
今回の自分たち分はいつもの焼き餅咲ちゃんと、もみじ饅頭の粒あん、お餅、抹茶で、抹茶はお初だったんですが、これが案外イケました。実は行きにも咲ちゃんとチーズクリームのもみじ饅頭を買ってたんですけどね(^^;)
福山店のショーケースで笑ってる咲ちゃん人形を見て、去年の夏、オッピさんのところの咲ちゃんと広島市光町本店の直営工場で工場見学したことを思い出すケッくん。
あのときはお好み焼き食べたり、宮島にも行ったりで本当に楽しかったっぴ(`Θ´)
あのときの写真はいつアップするつもりだっぴ?(`Θ´)
と突然ケッくんにツッコミ入れられ、たじろぐくわる丸。
ん、まあ、そのうち、、と誤魔化しておりますが、いつの日じゃろの(´Θ`)
駅のない総領町の最寄り駅は隣町の上下町がある上下(じょうげ)駅となります。
かつては山陰・山陽を結ぶ石州街道の宿場町として栄え、当時をしのばせる白壁の土蔵造り、うだつ、格子戸の家など、歴史の面影が濃く残る町ゆえ、前世を武士だったと信じるウッくんお気に入りの町です。
標高383.74mながら福塩線最高地点にある上下駅構内では、柔チャンの金メダルの新聞を見つけて何やら興奮していた模様です。
春夏冬休み期間の総領帰省はいつでも青春18きっぷ。
ただ、最近ダイヤが代わり気味で、前回春休み中の帰省帰阪時もそうだったけど、相生〜岡山間を山陽本線ではなく赤穂線で迂回しなければならない。そもそも本数が少ない上に接続が嫌味でやってるんじゃないか?(たぶん新幹線に乗せたいのだろう)と言いたくなるほど悪いので、迂回しても赤穂線の方が早く岡山に着くのだ。
前回赤穂線に乗ったときはすでに当たりが薄暗くなっていたけど、今回は午前中だから車窓からの風景もばっちり見える。天気もよかったしね(っていうか、ひどう暑かった)。赤穂線は山陽本線に較べて、瀬戸内海が近く、また線路脇の民家が目と鼻の先ってなところにあって差し迫ってくる感じが面白い。ほのぼのとした風景の中に突然だだっ広い工場が出て来たりもして、初めて見る光景を十二分に満喫した。
途中、日生(ひなせ)という小豆島に船が出てる小湊のある駅で10分ほど停車。ウッくんケッくん共に張り切ってホームに出ってたもんで、乗客たちのちょっとした人気者に。カスケも LBGO で書いてるが今度は停車するだけじゃなく、この辺の幾つかの駅で下車した町を散策してみたいものだ。列車が岡山駅に到着し、またいつもの山陽本線に戻ると、何となくラオスからタイに戻ってしまったような感覚になった。